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【レビュー】Victor「HA-FW10000」~使用・音質編~ [イヤホン レビュー]

どう表現すればこのイヤホンを表現できるかと考えていたら
レビューを書くのが遅くなってしまいました。

だいぶ開封レビューから時間が開いてしまいましたが
HA-FW10000のレビューを書こうと思います。

そんなお話。


Victor JVC HA-FW10000 WOODシリーズ カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ブラック

Victor JVC HA-FW10000 WOODシリーズ カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ブラック

  • 出版社/メーカー: JVCケンウッド
  • メディア: エレクトロニクス



いいですねー。HA-FW10000。
開封編でも書きましたが当初は全くこのイヤホン、というかどちらかというと金属的な
ソリッド且つ硬めの音が好きなこともあって、woodシリーズというものに全く興味を持っていなかったのですが
”ついでに”聴いてみたらまぁ大変。
今では手持ちの中でも一番のお気に入りイヤホンです(音)。


■音質
何よりも空間の使い方というか表現力がずば抜けていると思います。
立体的な空間表現に長けています。

一音一音は非常に明瞭。
でもエッジをきかせることで音の独立性を「演出」しているような感じではなく、
あくまで音の芯がしっかりしていることでエッジを立てずして音の独立性を実現しているように聴こえます。
「実現している」なんていうとなんかそれも演出的な、人工的な印象になってしまうかもしれませんが
そうではなく、個人的には「これが自然というものか」と思っています。

自然な音が、自然に、自然な空間に浮かんでいる。

そんな感覚になりますし、この感じが個人的にはたまりません。
なんというかこのエッジを立てないのに音のない空間からの独立性が高いという感じは
私の拙い経験と駄耳からすると結構衝撃的でした。
何千円から10万円以上するイヤホンをそれなりに聴いてきましたが、、、
「イヤホン」という分野が新たな世界に入ったような・・・それくらいインパクトがありました。
そしてこの音の独立性が余裕を持った空間表現にも寄与しているような気がします。

金属ハウジングのイヤホンをレビューする際に比較的「重みのある音」という表現を私はする気がしますが
このイヤホンも同様に「重みのある音」といえると思います。
ただそこはさすがにwoodシリーズ。
例えばバカみたいですが「これは金属ハウジングだ」と思って聴いてもそこはやはりどこか違って、
どこかより優しさや、柔らかさといった質感を感じる重みで非常に心地いいものがあります。

今までのwoodシリーズはもっと低音が厚いもののようですが、
それでも食わず嫌いしないで聴くだけでも聴いておけばよかったな・・・と思っています。

HA-FW10000の音をキーワード的に表すと・・・
重み、明瞭、明確、ソリッド、やさしさ、柔らかさ、芳醇、豊か、しっかりした芯、
高解像度、高空間表現力、立体的、熟成、密度のある音、開放感、濃厚、濃密、凄み
余裕、懐の深さ、丁寧、ウイスキー、バーボン

最後はなんだかわけのわからないことになっていますが、そんな感じでしょうか。
ちょっと・・・水と油というか矛盾するような概念が混ざっているような気がしますが
個人的にはまさにそんな印象です。もちろんいい意味でです。
エッジを立てずして極めて高い音の独立性を実現しているということも含め

イヤホンとしては両立しえないもの(両立しえなかったもの)が両立してしまった。

そんなイヤホンです。個人的にはですが。
文句がなさすぎて、リケーブル等すればより高みを目指せるのかもしれませんが、
リケーブルをする気に今のところなりません。
この標準ケーブルって・・・どうなんでしょうね??

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【追記】2019/01
文句はなかったのですが、それはさらに高みを知らないor想像できないから
かもしれません。
ということで、そんなにたくさんのリケーブルを持っているわけではないのですが
いくつかリケーブルを試してみました。

その中でよかったのはfinalの「F7200」に付属しているケーブルです。
単体だと「C071 L型MMCXシルバーコートケーブル」というやつですね。



※上記は線材としてはF7200のものと同じもののようですが、正確にはE5000付属のもので、
 生産国が中国のもののようです(F7200付属のものは日本製)


もともとFW10000は「温かみ」や「優しさ」といったものと
「シャープさ」や「ソリッド感」といったものが絶妙なバランスで両立している
と個人的には思っているのですが、
このシルバーコートケーブルにすると、その「絶妙」と呼べる小さな範囲で
ほんの少しだけソリッドな方向に音を寄せてくれます。
また1音1音の音の粒の大きさを一回り小さくしたような感覚があり、
もともと空間的にも余裕のある音ですが、さらに余裕ができたように聴こえます。

絶妙に優しい標準ケーブルと
絶妙にシャープなシルバーコートケーブル

どちらが良いかと言われると困ってしまうくらい
個人的にはどちらもいいです。

ちなみにブログでもたびたび登場するbrise audioの
「UPG001SE」はちょっと相性的にはイマイチな気がしました。
少々エッジが立ちすぎます。
絶妙さがなくなってソリッド感のほうに一気に寄る感じです。

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■装着感
ハウジングは重いです。ズッシリきます。
正確に測っていませんが、おそらく手持ちのイヤホンの中で一番重いのではないかと思います。
重いですが、装着感は全く問題ありません。
本体から分離しているMMCXポッドが多少耳に当たることがありますが、困るほどではないですし
その症状が左耳だけなので、私の耳の形や装着の仕方等の固有の問題なのでしょう。

イヤーピースはスパイラルドットのMLサイズを使用しています。
そこまで耳の奥までステムを挿し込むタイプではないと思うので、
ちょっと大きめのMLサイズが私には合っているようです。

スパイラルドットにMとLの中間であるMLサイズがあるということも知らなかったのですが
もし「そんなものがあるのか!」と思った方がいたら是非使ってみてください。



イヤホンの見た目やブランドイメージ、マーケティングのイメージから
「HA-FW10000はクラシックやバラード」というイメージです。
間違っていませんが、より音数が多く早い展開のロック等も全然問題なくこなします。

安い買い物ではない、というか私みたいな貧乏人は当分キャベツに味噌をつけて食しなければいけないくらい
贅沢な買い物ですし、買おうと思ってもどこにも売っていないですが、
(JVCさんの公式オンラインストア「コトSquare」なら購入できることもあるようですね。
 ただ恐らくポイントもつかないのでちょっとお高いですが・・・)
私的には是非手に取ってもらいたいイヤホンです。





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