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【レビュー】JVC「Spiral Dot++」 [イヤホン レビュー]

JVCのイヤーピースといえば「Spiral Dot」ですが
今回のそのSpiral Dotをさらに昇華させた
「Spiral Dot++」というイヤーピースが発売されたので購入してみました。


JVC EP-FX10ML-B 交換用イヤーピース スパイラルドット++ 4個入り MLサイズ ブラック

JVC EP-FX10ML-B 交換用イヤーピース スパイラルドット++ 4個入り MLサイズ ブラック

  • 出版社/メーカー: JVCケンウッド
  • メディア: エレクトロニクス



イヤーピースにして2,700円。
約3,000円のイヤーピースです。
高い。下手すればイヤホンが買えてしまいます。

発売前から予約しておいたのですが、いざ発売日になると在庫が足りなくなったようで
発売日当日に手にすることはできませんでした。
3,000円もするイヤーピースを買う人・・・いるんですね。

こんなパッケージになりました。
「Spiral Dot」はもっと「箱」でしたね。
私は普段はMサイズのイヤーピースが基本ですが、
このSpiral Dotシリーズの場合は比較的耳の奥まで入らず
入り口付近の広いところで留まるので、MLサイズを使用しています。
2019年03月22日22時12分38秒.jpg

左は従来の「Spiral Dot」で右が「Spiral Dot++」です。
形状は同じですね(たぶん)。
同じと言っておいてなんですが、よく見るとイヤホン(ステム)を取り付ける
部分の穴の大きさが多少小さくなっているようです。
従来のSpiral Dotはなかなかに穴が大きくて利用できるイヤホンに結構制限があったように思いますが
今回のSpiral Dot++はもう少し汎用性が上がっているかもしれません。
弾性は・・・全体的にはほぼ同じだと思いますが、
傘の部分は多少柔らかく?薄く?なった・・・かな??
裏返すとサイズによって異なるカラーリングがされているようです。
2019年03月24日20時46分27秒.jpg2019年03月24日20時46分49秒.jpg2019年03月24日20時46分55秒.jpg

実際に使ってみます。当然に「Spiral Dot」と「Spiral Dot++」を比較していきたいと思います。
たぶん・・・左が「Spiral Dot」で右が「Spiral Dot++」です。
写真を撮った本人もよくわからなくなってしまいました。
装着してしまうとなかなか判別をつけるのは難しいです。
よくよく見ると艶感が違い、++のほうがマットな質感です。
2019年03月24日21時02分27秒.jpg2019年03月24日21時01分53秒.jpg

まず最初の感想としては・・・


変わらない


です。
楽曲が悪いのかその他の環境が悪いのかはたまた私の顔が悪いのか、
正直まるで違いがわかりませんでした。
悪いことはありません。ただ、従来の「Spiral Dot」と変わらないのです。

変わらないのであれば今回のSpiral Dot++は約3,000円。
従来のSpiral Dotは約1,000円。
リピートは1/3で購入できる従来バージョンという話になります。

まあでも色々聴き比べてみようとあれやこれやと聴いていると・・・

お?違いを感じることができる曲がありました。
どこで知った曲なのか・・・覚えていないのですが、
Suaraさんという方が歌っている「キミガタメ」という曲です。
音楽配信サービスのmoraで配信しているDSD 2.8MHzのバージョンのものです。

この曲、好きなのですが、
録音が悪いのかミックスが悪いのか私の耳が悪いのか私の感性が悪いのかはたまた私の顔と性格が悪いのか
どうにもSuaraさんのボーカルが窮屈というか・・・
コンプレッサーにつぶされて線が細くなってしまった感じというか・・・・
とりあえず開放感や「のびのび感」がないように聴こえてしまっていました。

が、Spiral Dot++を使うと相対的にではありますが、
ボーカルの帯域が太くなったようになり存在感が増しました。
宇多田ヒカルさんの「真夏の通り雨」も同様にボーカルの存在感が増します。

全ての曲に同様の効果を感じるというわけではなかったものの
このSpiral Dot++を使うことによって楽曲によってボーカルがふくよかに、明るくなり存在感が増すように感じます。


実は私はJVC「HA-FW10000」には普段は「Spiral Dot」ではなく
Audio Technicaの「Solid Bass」を使用しています。
コメントで教えていただいたイヤーピースなのですが、
Spiral Dotシリーズが太い幹のように音を「ドカンッ」と出力するのに対して、
Solid Bassはより焦点を絞り、中心にフォーカスを定めるように音を届ける感じがし、
この感じが好きで使っていました。
同じ水の量でもホースの出口を潰して細くした水流(Solid Bass)と
潰さずにホース径そのままの水流(Spiral DOt)といった感じでしょうか。

敢えてHA-FW10000に純正のSpiral DotではなくSolid Bassを使っていたのは
場合によっては特にボーカルものにおいてフォーカスが甘く
ちょっと「広がりすぎ」のような印象を受けたからなのですが、
(※あくまで相対的な話です。「FW10000の欠点だ」なんて言う気はさらっさらありません。)
ボーカルの存在感が増す今回のSpiral Dot++と改めて比べていこうと思います。


ちなみに・・・今回のこのSpiral Dot++には
「SMP iFit」という新素材が使用されているとのことですが、
当初まだ従来型Spiral Dotとの差を感じられずにいた際に
この新素材の素材的特性云々から違いを見出せないかと調べていると
この「SMP iFit」を開発した企業さんによる技術資料を見つけました。

特性としては

"力を加えた際の戻る時間を表した値(力学的tanδ)が
 人肌に近い値に設計されています。"

とのことで、これをもってJVCさんは「ナチュラルフィット」を謳ってらっしゃるようです。

ちなみにのちなみに、そしてこの資料には応用例として「イヤーピース」も挙がっているのですが、
参考画像がPhilipsの「キューナナ」でした。


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コメント 4

川上

スパイラルドットには
無印、+、++ の3種ありますが
どちらの比較ですか?
HA-FW10000の純正イヤーピースは、スパイラルドット+です。
by 川上 (2019-03-27 12:44) 

うし

川上様
コメントありがとうございます。
こちらは「スパイラルドット」と「スパイラルドット++」の
比較になります。

確かにFW10000の標準イヤーピースは+なので
紛らわしかったですね。
大変失礼しましたm(__)m
by うし (2019-03-28 23:37) 

NT

スパイラルドットの記事ですが、むしろ文中のSolid Bassの記述に共感します。
特に赤芯の旧型は中口径とシリコンイヤピ屈指の固芯で、sedna earfitやスパイラルドットなど大口径イヤピで音が高低に散らかる場合、低音の締まりキープで中域寄りに微調整するのに重宝します。
絶版が惜しまれます。
by NT (2019-05-06 02:04) 

うし

NT様
コメントありがとうございます。
絶版、まったく残念ですね。
私もまだあるうちにと、いくつかサイズ違いを購入しておきました。
SONYのノイズアイソレーションイヤーピースも
絶版後に価格が高騰しましたが、そのうちこのイヤーピースも
そんなことになったりするんですかねぇ。
by うし (2019-05-06 19:30) 

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